社会医療法人社団 愛有会 個人情報保護に関する基本方針
当法人は、個人の権利・利益を保護するために、個人情報を適切に管理することを社会的責務と考え、個人情報保護に関する方針を以下のとおり定め、職員及び関係者に周知徹底を図り、個人情報の保護に努めます。
1.個人情報の取り扱いについて
当法人は、個人情報の利用について、法人並びに各事業所の運営管理に必要な範囲に限定し、その範囲内において取り扱い致します。また、個人情報の利用目的については、ご利用者に予めお知らせし、ご了解を得た上で利用いたします。本来の利用目的の範囲を超えて利用する場合は、改めて同意を頂いた場合にのみ利用いたします。但し、法令などの定めによる場合を除きます。
2.法令の遵守について
当法人は、個人情報保護に関する法令や国が定める指針、その他の規範を遵守いたします。
3.安全管理について
当法人は、ご利用者等の個人情報への不正アクセス、紛失、破壊、改ざん、及び漏えいを防止し、安全で正確な管理に努めます。
※本方針は、患者様の個人情報に限らず、職員の個人情報等すべての個人情報について適用します。
改定日:令和6年1月1日
久米川病院 院長 阿部 真也、介護老人保健施設久米川 管理者 阿部 真也
診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ
当院は、患者さまへの説明と納得に基づく診療(インフォームド・コンセント)および個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。
◆ ご自身の病状や治療について質問や不安がおありになる場合は遠慮なく、直接、担当医師または看護師に質問し、説明を受けてください。この場合には、特別の手続きは必要ありません。
◆ ご自身の診療記録の閲覧や謄写をご希望の場合は遠慮なく、担当医師または「医事課受付」に開示をお申し出ください。尚その際、開示・謄写に必要な所定の手続きと実費・手数料をいただきますので、ご了承ください。
◆ 個人情報とは、氏名、住所等の特定の個人を同定できる情報を言います。
◆ 当院が保有する個人情報(診療記録等)が事実と異なるとお考えになる場合は、内容の訂正・利用停止を求めることができますので、職員にお申し出下さい。調査の上、対応いたします。
◆ 個人情報は公表している利用目的の範囲を超えて利用いたしません。
◆ 診療のために利用する他、病院運営、教育・研修、行政命令の遵守、他の医療・介護・福祉施設との連携等のために利用することがあります。また、外部機関による病院評価、学会や出版物等で個人名が特定されないかたちで報告することがあります。詳細は別表に記載します。
◆ 医療専門職の研修・養成の目的で、研修医および医療専門職の学生等が、診療、看護、処置などに同席する場合があります。
◆ 公表している利用目的を変更する場合には、改めてお知らせします。
◆ 治療、外来予約(診察・検査・処置・指導等)や入院予定の変更、療養給付・保険証等の確認等、必要性を認めた内容について、患者さま本人・ご家族に連絡する場合があります。
ただし、事前に各科外来窓口または、医事課受付までお申し出があった場合は、連絡いたしません。
◆ 外来等での氏名の呼び出しや、病室における氏名の掲示は、事故防止・安全確保のために行っておりますが、これを望まない場合には、お申し出下さい。
◆ 電話あるいは面会者からの、部屋番号等の問い合わせへの回答を望まない場合には、お申し出下さい。
◆ 身体上または宗教上の理由等で、治療に関して特別の制限やご希望がある方はお申し出下さい。
◆ 一度出されたご希望は、変更することが可能です。お気軽にお申し出下さい。
◆ ご自身の診療情報に関し、医師との間でトラブルが発生した場合、都道府県等が設置する医療安全支援センターや医師会に設置する苦情処理機関を紹介することができます。当院の個人情報相談窓口をご利用下さい。
◆ 当院では防犯上の観点から防犯カメラを設置しております。撮影された映像は防犯・安全上の問題がある場合に限り使用するものであり、外部に公表することを目的としたものではありません。ただし、裁判所、警察署からの協力依頼があった場合は、提供することがあります。
◆ ご質問やご相談は、各部署責任者または個人情報相談窓口をご利用下さい。
【個人情報相談窓口】事務長 服部
東京都東村山市本町四丁目7番地14
2025年04月01日 社会医療法人社団愛有会久米川病院 院長
通常の業務で想定される個人情報の利用目的
【患者さま等への医療の提供に必要な利用目的】
〔当院での利用〕
・ 当院で患者さま等(検診・健診・ドックを含む)に提供する医療・介護
・ 医療・介護保険事務
・ 患者さま等に係る管理運営業務のうち、
-入退院等の病棟管理
-会計・経理
-質向上・安全確保・医療事故あるいは未然防止等の分析・報告
-患者さま等への医療・介護サービスの向上
〔他の事業者等への情報提供〕
・ 当院が患者さま等に提供する医療のうち、
-他の病院、診療所、助産所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
-他の医療機関等からの照会への回答
-患者さま等の診療等に当たり、外部の医師等の意見・助言を求める場合
-検体検査業務の委託・その他の業務委託
-家族等への病状説明および不在時の緊急報告
・ 医療・介護保険事務のうち、
-保険事務の委託
-審査支払機関又は保険者へのレセプトの提出
-審査支払機関又は保険者への照会
-審査支払機関又は保険者からの照会への回答
・ 事業者等からの委託を受けて健康診断等を行った場合における、事業者等へのその結果の通知
・ 医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等
・ 第3者機関への質向上・安全確保・医療事故対応・未然防止等のための報告
※地域医療情報連携ネットワークを使用した場合も含みます。
その際、利用目的の中で同意しがたいものがある場合には、その事項について、あらかじめ本人の明確な同意を得るよう医療機関等に求めることが出来ます。
【上記以外の利用目的】
〔当院での利用〕
・ 医療機関の管理運営業務のうち、
-医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
-医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士・医療事務等の実習への協力
-医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・栄養士等の教育・研修
-症例検討・死亡症例検討
-研究、治療及び市販後臨床試験の場合。関係する法令、指針に従い進める。
-治療経過及び予後調査、満足度調査や業務改善のためのアンケート調査
-虐待防止・離院防止など安全・防犯上のための防犯カメラによるモニタリング
〔学会・医学誌等への発表〕
-特定の患者・利用者・関係者の症例や事例の学会、研究会、学会誌等での報告は、氏名、生年月日、
住所等を消去することで匿名化する。匿名化困難な場合は、本人の同意を得る。
〔他の事業者等への情報提供を伴う事例〕
・ 当院の管理運営業務のうち、
-外部監査機関への情報提供
-当該利用者に居宅サービスを提供する他の居宅サービス事業者や居宅介護支援事業所等との連携
(サービス担当者会議等)、照会への回答
-未収医療費回収を目的とする、法務大臣の許可を受けた債権管理回収株式会社への委託(2版追加
部分)
①上記のうち、他の医療機関などへの情報提供について同意しがたい項目がある場合には、その旨をお申し出下さい。
②お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせて頂きます。
③これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更をすることができます。
個人情報における安全管理措置について
愛有会久米川病院は、個人情報の漏えい、滅失または毀損の防止、その他の個人情報の安全管理のために、必要かつ適切な措置を以下のように講じています。
【基本方針の策定】
個人情報の適正な取り扱いを確保するため、「診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ」を策定しております。
【個人情報の取り扱いに関わる規律の整備】
関係法令、ガイドラインなどにもとづき、「個人情報保護規程」をはじめとする規律、運用手順(マニュアル)などを策定し、個人情報の管理体制や取り扱いなどを明確化しています。
【組織的安全管理措置】
個人情報の統括管理責任者のもと、院内の各部門に管理責任者を選任・配置し、個人情報を管理する組織的な体制を構築しています。また、個人情報の適正な取り扱いを実現するために、必要な事項を審議する委員会を設置しています。
万が一、個人情報の紛失・漏えいがあった場合には、紛失・漏えい事案への対応方針にしたがい、速やかに対応することとしています。
【人的安全管理措置】
個人情報の取り扱いに関し、スタッフ全員に定期的な研修を実施しています。また、秘密保持に関する事項を就業規則に盛り込んでいます。
【物理的安全管理措置】
病棟入り口は常時施錠し、IDカードでの入出管理がされています。また、個人情報が保管されているサーバ室への入退者の名簿を記録しております。権限を有しない者による個人データの閲覧を防止するためIDパスワード設定をおこなっています。
個人情報廃棄時には復元できないような状態にして廃棄しております。
【技術的安全管理措置】
外部からの不正アクセスや不正ソフトウェアから個人情報を保護する仕組みを導入し、不正を監視する体制を構築しています。
【外的環境の把握】
クラウドサービスの利用時など、外的環境の把握が必要な際は、政府の基本方針などを参照し、適切な安全管理措置を講じることとしています。
診療情報の開示手続きについて
久米川病院及び介護老人保健施設久米川では、診療情報の開示について以下のように定めています。
開示請求ができる方
・患者・利用者本人
満15歳以上の未成年者については、疾病の内容によっては本人のみの請求を認めることができます
・患者・利用者に法定代理人がいる場合には、法定代理人
・診療契約に関する代理権が付与されている任意後見人
・患者・利用者本人から代理権を与えられた親族及びこれに準ずる者
・患者・利用者が成人で判断能力に疑義がある場合は、現実に患者・利用者の世話をしている親族及びこれに準ずる者
開示請求受付窓口・時間
・受付窓口…1階受付 医事課
・受付時間…月曜日~土曜日 9時~17時(日曜・祝日・年末年始は除く)
開示請求の手続き
1.開示請求に必要なもの
(1)診療情報開示請求書
(2)・本人 請求者の身分証明書(顔写真付き)
・法定代理人 請求者の身分証明書(顔写真付き)、資格証明書
・親族、任意代理人 請求者の身分証明書(顔写真付き)、続柄が分かる証明書(戸籍謄本等)、委任状
(3)実印
2.開示請求をお断りする場合
(1)合理的判断ができない状態と認められたとき
(2)第三者の不利益になると考えられるとき
(3)患者本人の不利益になると考えられるとき
(4)不適当とする相当の事由が存在するとき
3.開示にかかる費用
(1)開示申請手数料 延長等に関わらず1件 1,100円(税込)
(2)写しの交付に伴う費用 コピー機により複写した用紙1枚 10円(税込)
レントゲン等画像 CD-ROM1枚 550円(税込)
ご相談窓口
ご質問やご相談は、個人情報相談窓口をご利用下さい。
個人情報相談窓口 事務長 服部
電話042-393-5511
